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障害者が働くということ・その2

障害 考えていること

今日の駅

今日、ある障害福祉サービス事業所を見学させてもらい、職員や法人の理事長の方と話をさせていただきました。
せっかくの機会だったので、先日のエントリで書いた疑問をぶつけてみました。

国は「脱施設」ということで一般就労へ結びつけようとしているけれど、知的障害の人が一般の会社に就職するということは(障害の程度にもよるかもしれないが)、進んでいないという現状があります。
旧「授産施設」は、障害者自立支援法で「生活介護」「就労継続支援」「就労移行支援」などに細分化されたが、どの事業への移行を選択するかは法人の自由裁量で、その事業所では「生活介護」を選択したとのこと。
事業所の利用者の方に合った形を考えたときに、就労をする場というよりは日中の活動をする場としての役割を大切にしようとしているとのことでした。
日中の活動としては、クッキー作りやネジ締めなどの「作業」をしていて、その売り上げを月々の「工賃」として利用者に支払っています。しかし、単に仕事として考えているだけではなく、毎日決まったリズムで日中の活動を送ることで生活に安定がもたらされるということもあるようでした。
もちろん、仕事をすることでやりがいを感じている人もいて、その辺は一人ひとりの意思や障害の程度を考えて、配慮しているとのことでした。

結局、一人ひとりに違ったニーズがあり、いろいろな形の事業所があればあるほど、それらのニーズに沿うことができるのかなと思いました。話を伺うことができて、自分の疑問がすっと晴れた気がしました。
あと、ここ最近、見学や実習でわかったのは、「自立」とか「地域移行」とかという言葉で、いわゆる「施設(特に入所施設)」が悪のようにされがちになっているが、重い障害を持つ人の行き場として「施設」が役割を果たしているということ。
自分としては、障害のある人もない人も自己実現できる社会をつくることが福祉の目的だと思っているけれど、「自己実現」の形というのも人それぞれなのだなと思います。

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