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入院生活3日目

入院生活も3日目になりました。非日常的で未体験なことがてんこ盛りですが、意外とあっという間に1日1日過ぎていきます。

昨日は午前・午後と各3時間のデイケアに参加しました。
私はうつ病デイケアに参加したことがあります。なので、デイケア一般のイメージは事前に思い描くことができました。ここのデイケアもそのイメージと大きく外れることなく、参加者とスタッフが円座になっていろいろ話し合うような形がメインでした。話し合いのテーマも、障害・病気特性に合わせた違いはあるものの、それほどの違いはないように感じました。

違うのは、やっぱり参加者でしょうか。ぱっと見、うつうつとした感じは一緒なんですけどね。
でも、うつ病の人がうつうつとしてる場合はかなりうつ状態だけど、発達障害の人は見かけほどうつ状態じゃないっぽいです。逆に言うと、うつ病の人はかなりのうつ状態じゃない時は取り繕おうとする傾向がある(そのせいで余計に症状が悪化したりする)けど、発達障害の人はあんまり取り繕わないような気がします。というか、うつの気分も楽しい気分も相応に表現することが苦手なのか、あるいはそういう「気分」を自覚することが苦手なのかな、と思いました。

プログラム中は、よく話す人と全然話さない人が両極端です。たぶん言語化しているものはその人なりに持っていて、それが出せるか出せないかの違いだけで、紙一重なんじゃないかと感じました。
ただ、話す人の傾向としていえるのは、話が長いこと。まさに自分にも当てはまるのですが、「かいつまんで話す」ことが苦手です。話している本人の中ではたぶんつながっているんだけど、周辺のことまで含めて長々と話してしまい、結果、話の全体としてはその場の文脈とは的はずれな話になってしまう、という感じだと思います。

参加するにあたって、デイケアの集団の「輪」に入れるか、というのが不安だったのですが、その不安は全く不要でした。参加者全員、基本的に非社交的なので、そもそも「輪」というのがないんです。これは私にとって本当に楽でした。「社交的な自分」を装う必要がないのですから。
そんなので社会でやっていけるのか、という意見もあると思いますが、でも、最小限しか社交しない省エネな生き方も、それはそれでアリなんじゃないかと考えたりしています。

そういうわけで人間関係的な大変さはなかったのですが、合計6時間のプログラムは集中力が必要で、けっこう疲れてしまいました。疲れは今朝も残っていて、午前中いっぱい眠くてしかたありませんでした。
今日は、午前中は1時間半のデイケア、午後からはいろんな検査を受けました。脳のMRI、腹部と胸部のX線、心電図、脳波の検査でした。昨日よりはだいぶ楽な1日でした。

検査から病室に戻ってきたら4時半前で、まだ夕食までに時間があったので、ちょっと外を散歩してきました。入院してから、初めて病院の外に出ました。

入院しているのはもちろん開放病棟ですが、病棟から出るには(病院内でも)いちいち許可が必要です。夕方7時から翌朝7時までは病棟の入口にカギをかけられますし、それ以外の時間も病室に看護師さんの見回りが来たりします。いわゆる、管理されてる状態、なんです。
でも、ご飯は運んできてくれるし、掃除も毎日してくれる。病棟内に飲料の自販機もあるし、病室には風呂もトイレもテレビもネットもある。病棟を出なくても、全然問題なく、というかむしろ快適に1日過ごせちゃうんです。
これは4年前に間質性肺炎で入院したときも感じたのですが、「管理される窮屈さ」と同時に「管理されてる心地よさ」みたいなのがあるんですよね。3泊4日ほどの入院ですら、病棟とシャバとのギャップを感じて、一瞬戸惑った覚えがあります。ましてや、今回は15日間の入院だし、至れり尽くせりだし、これに慣れちゃうと元に戻れなくなっちゃいそうな気がします。だから、ちゃんとシャバの空気も吸っておかないとね。

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