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入院生活5日目

今日は土曜日。午前中はデイケアの見学があったのですが、午後はオフ。明日も1日オフなので、すこし一息つける感じです。
とりあえず、午後イチで洗濯しました。病棟のすぐ外に洗濯室があって、洗濯機と乾燥機が使えます。各100円なので、コインランドリーよりもだいぶ安いのかな? 病院だと、食事の支度や掃除は全部やってもらえるので、洗濯だけが自分でしなくちゃいけない唯一の仕事みたいなものです。
で、洗濯が終わったので、この文章書いてます。

昨日は、午前中に知能検査をしました。半年前に一度受けているのですが、その時は「時間の都合」とやらで、全部の検査をしてくれませんでした。おそらく2時間をメドにできる検査だけをしたと思うのですが、そのことは私には事前にも事後にも説明なしです。このへんの不信感が、今回の検査入院を決心した大きな理由でもあります。
今回は、全部の検査をフルコースで受けることができました。3時間弱かかりました。いやー、疲れた。
半年前に受けたばかりなので、けっこう覚えてるかと思ったのですが、「こんなのやったかなー??」と思うものがほとんどで、思いのほか忘れてました。きっと、検査的にはそのほうがいいんだと思います。

午後はデイケアに参加しました。昨日のデイケアは、発達障害に限らない外来の人一般向けのものでした。レクリエーションの時間だったらしく、カラオケやら麻雀やら卓球やら、いくつものグループに分かれて活動してました。
迷ったあげく、私はダーツのグループに入りました。ダーツやったことないのに。自分の性格からして、好き好んでダーツバーなんて行くことありません。だから逆に、教えてもらえるまたとない機会かな、と思って。案の定、結果は散々でしたが、でも楽しかったです。

そして、今日の午前中は、発達障害の人のデイケアでした。参加者の8割ぐらいが就労している人ということもあって、平日のデイケアよりも元気そうな参加者が多くて、活気がありました。
話し方に特徴がある(かしこまったしゃべり方だったり、回りくどかったり)人もいたのですが、全然そうじゃない人もいました。話す内容を聞いてても、かなりソーシャルスキルがありそうで、一体どのへんが発達障害なのか全然わからない人もいました。でも、そういう人でも、何かしら困り感やつらさを持ってるんでしょうね。
「話が飛ぶってよく注意される」と言ってた人がいました。別の人が「温度調節が苦手で、着る服を決められない」と言っているのも聞きました。そうやって自分の特性(あえて短所とか弱みとは書きません)を言語化して自覚し、ほかの人にも説明できるのってすごいと思います。これって、決して甘えとか言い訳なんかじゃないんですよね。

一昨日のデイケアの話ですが、いくつかのストーリーについて、それが常識的か非常識かを考えてディスカッションをしました。その題材の一つにこんな場面がありました。
極端に偏食が多い人が両親の知り合いから夕食に招待され、喜んで招きを受けるのですが、事前に招待主に対して自分が食べられないものの断わりを入れました。これは常識的か非常識か?

私は、かなり非常識的だと思いました。共に夕食をとるということは、同じものを食べるのがマナーじゃないのか。しかも、招待されてる分際で事前に食べられないものを伝えるなんて、まるで招待主に食事のリクエストをしてるみたいじゃないか。
でも、デイケアの参加者は、常識的だと考える人が多かったのです。そのうちの一人(その人は、私と同じく検査入院をしている人でした)は、子どもがアレルギーを持っていて食べられないものが多く、親戚などで集まる際には必ずあらかじめ食べられるもの・食べられないものを伝えると言っていました。それが、自分(たち)を守るためでもあり、かつ、相手にも負担をかけない方法なのだと。この話を聞いて、私にはそういう考え方がなかったと思い、ハッとしました。

私は、下手したら「そんなヤツは招待を喜ぶべきじゃない」ぐらいに考えていました。でも、極端な偏食があったって、夕食会は楽しみたいですよね。招待主への伝え方の問題はあるにせよ、偏食があるという特性自体を責めるべきじゃないですよね。そう思ったら、自分で自分が恥ずかしくなりました。ほかの人の特性を認められないということは、自分の特性も認められないということかもしれない、と思います。

自分の特性を言語化して自覚し、ほかの人に説明できること。それができる人が、すごくうらやましいです。自分に必要なのは、この能力を身につけることかもしれない、と思いました。発達障害と診断されてもされなくても。

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