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話し合いの一部始終②

6月26日、会社のエライ人との1回目の話し合いをしました。
エライ人、今までの経緯を何も知りませんでした。そこで私は、自分が上司からされてきた言動について事細かに話しました。

すると、まず言われたのが「なぜもっと早く相談してくれなかったのか」でした。
確かに、上司の言動は今年初め頃から始まっていました。でも私だって、上司が悪気なくやっていることはわかっていましたので、そんな大ごとにはしたくなかったですし、できることなら上司との間だけで穏便に解決したかったのです。
でも、6月になってから一気に上司の言動がエスカレートして、2時間にわたる詰問や、電話越しでの詰問にまで至りました。それによって、私は1週間以上出勤できないような状態になってしまい、「穏便に解決」などと悠長なことを言ってられなくなったわけです。

「相談がなかったから、こちら(エライ人)としては知るすべがなかった」と言われました。上司から逐一報告があるわけでもないし、ずっと監視するわけにもいかないし、と。
でも、それで済むはずがありません。会社には、従業員への使用者責任があり、上司への監督責任があるはずです。

また、「知るすべがなかった」と言っていましたが、実は今年初めの時点で、エライ人が知ろうと思えば知ることができた機会もあったのです。1月に、上司がわざわざ時間休暇をとって、私の診察に同行してきたことです。
これを指摘すると、エライ人は「休暇をとって診察に同行したとしても、それは会社としては関与しない。個人的な感情や行動や時間を拘束する権限は、会社にはない」と言いました。しかし、この言い分は、次回以降の話し合いで二転三転します。

結局、会社というのは、社員を守ってくれないんだなあ。と、寂しい気持ちになりながら、1回目の話し合いは終わりました。
追って、もう一方の当事者である上司からも話を聴き、会社としての見解を出すとのことでした。

 

それから約2週間後の7月9日、2回目の話し合いが行われました。

上司への聴取によると、上司は私から生育歴や病気の事を聞き、子どもの頃からの愛情不足が病気の原因だと考え、どうしたらそれを補えるかと思い、「抱きしめてあげたい」等の言動をしたとのことでした。
そして、上司が部下の健康を気遣うのは当然のことなので、これはセクハラやパワハラにはあたらない、というのが会社の見解でした。

私は思わず、自分の耳を疑いました。
今までに「愛情不足」云々など、上司から聞いたことがありません。また、私が愛情不足かどうかを上司が判断できるほど、上司に自分の生育歴を話した憶えもありません。それに、そもそも私自身、自分が愛情不足だなんて思っていません。
上司のあまりに一方的な解釈ですし、そもそもそのような解釈自体、作り話(後付けの言い訳)なんじゃないかとさえ思いました。

さらに、「抱きしめてあげたい」等の言葉は、会話の文脈の流れで出たものであって、その言葉単体を取りあげてセクハラというのは相応でない、とも言われました。これも事実とは違うことでした。
上司はいつも、ごくごく普通の仕事の話をした後で、部屋から出る際に、唐突に「抱きしめてあげたい」等と言っていたのです。まったく脈略なく、言葉を発していたのが事実なのです。

診察への同行の件は、上司の話では、私がそれを求めたことになっていました。
そんなことはないと私が言うと、エライ人は言い分を一転させ、「自分が、かねがね診察に同行するよう言っていた」と言い出しました。

もう、聞いたことのない話のオンパレードで、呆れました。
私と上司の言い分がこれだけ食い違っているにもかかわらず、会社の見解としては全面的に上司の言い分を採用しているのです。結局、私のほうが間違っていると言っているのと同じことです。
あまりのゼロ回答ぶりに、怒りを通り越して、ある種のすがすがしささえ覚えました。

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