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話し合いの一部始終③

仕事

2回目の話し合いで、ゼロ回答というボールが、会社から投げ返されました。次は、私がボールを投げる番です。
私は、話し合いがあったその日の午後、総合労働相談コーナーと雇用均等室に相談に行きました。

総合労働コーナーの人も雇用均等室の人も、口を揃えるように「会社に何を求めたいのか」と訊いてきました。そして、その「求めるもの」は、できるだけ具体的なものがいいのだと言います。
「セクハラだと認めてほしい」というような要求だと、会社が要求を飲む可能性は低く、話は平行線になるだろうとのことでした。

具体的なものを求めるとしたら、配置転換? 金銭補償? でも、なんか違う気がする。それでは、自分の思いにしっくりこない。
そもそも、そんな具体的な「何か」で埋められるほど、自分が受けた傷は浅くないのに…。

雇用均等室の人は、「いちばん自分の気持ちがおさまるところ」を考えるといいとアドバイスをくれました。
私の「いちばん自分の気持ちがおさまるところ」って何だろう。私は自問自答を繰り返し、2週間かけて、A4用紙2枚の「要求書」を作りました。

 

7月24日、3回目の話し合いをしました。
私は、エライ人の前で「要求書」を読み上げました。

「要求書」のおおまかな内容は、以下の通りでした。

・要求として、①会社としての謝罪文 ②配置転換 ③法令遵守と再発防止策 の3つを求める
・上の3つすべての要求を受諾する場合 → 時期をみて復職する
・上の3つの要求のうち1つでも受諾しない場合 → 会社都合退職・退職金満額支給とすること

これまで2回の話し合いの内容から考えて、要求①の「会社としての謝罪文」が示される可能性は、かなり低いと思わざるを得ませんでした。それでも、自分としては、この要求はどうしても外すことはできませんでした。
会社として謝罪してもらうことが、「いちばん自分の気持ちがおさまるところ」だったからです。いや、もっと正確に言うと、会社として謝罪してもらうことを要求することが「いちばん自分の気持ちがおさまるところ」だったのです。それが、2週間かけて自問自答した答えでした。

もちろん要求するからには、当然、相手に受け入れられることを一番の目的にしなければいけません。でも一方で、たとえかなう可能性が低い要求だとしても、それを要求できた時点で、少なからず胸のつかえが下りる思いがしたのも事実でした。

 

この日、その後の話は、まったく噛み合わないどころか、内容もメチャクチャで、話し合い中に思わず笑い出してしまったほどでした。
以下、ツイッターに書いた文章そのまま。

「私が生育歴を話した」→「子どもの頃の愛情不足だと上司が解釈」→「大人になってる私に対して上司が『抱きしめてあげたい』と言う」って、何の正当化にもなってない。さらに、こちらからアプローチした(求めた)ことにされてるしw

「悪気があってやったわけではない」と言うので、「じゃあ悪気がなかったら何をしても罪にならないんですか?」と聞いたら、「それは論理の飛躍だ」だって。いやいや、めちゃくちゃ論理的な話なんですけどw

上司が手作り弁当を作ってきて困ってた件も、なぜか私が配達弁当を食べたくないと言ってたことになってるし。話盛り過ぎ、というか完全に作り話の世界w

会社の管理責任について。「会社は知る由もなかったというけど、知らなかったら悪くない、ということにはならないでしょ。普通の会社でも、平社員が汚職したら会社が責任とるでしょ」って言ったら、汚職は物証があるからわかるけど、この場合は言ってくれなきゃわからん、だってさ。なんだそりゃw

「被害を受けた側が申し出なきゃいかんというのは、被害者にとって酷な論理ですよね。いじめはいじめられた側も悪いという論理ですよね」って言ったら、「いじめの場合は物証がある。子どもと大人は違う」だって。物証のないいじめだってたくさんあるし、大人でもいじめあるし。完全に支離滅裂ww

ただただ呆れ、笑えました。なぜか腹立たしい気持ちはありませんでした。
きっと、とにかく「要求書」を示すことができた、という達成感のほうが大きかったのだと思います。

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