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結局、制度で得するのは

半年ほど前、引っ越しをしました。引っ越しをすると、いろいろな所に対して住所変更の手続きが必要です。
銀行口座などは今はネットで手続きできるので、昔よりも楽になりました。でも、役所関係は未だにそうはいきません。

引っ越しの翌日、前日の疲れが残っていましたが、役所まわりをしました。
市役所へ行って転居届を出し、国民健康保険国民年金の住所変更。その後、保健所へ行って、障害者手帳と自立支援受給者証の住所変更。それから警察署に行って、免許証の住所変更。そして最後に、陸運局でバイクの登録証の住所変更。
それぞれの役所が離れたところにあるので、地下鉄やバスで行ったり来たり。結局、1日がかりになってしまいました。

でも、行かなくてもいい役所がひとつだけありました。それは、年金事務所です。
障害年金は、住基コードを伝えてあるので、住民票の情報に紐づいて住所変更してくれるのです。
マイナンバーが導入されたら、市役所に行くだけで、保健所や警察署や陸運局には行かなくてもよくなるのかなあ。そしたら、だいぶ手間が減ります。

また、藤田孝典さんが『下流老人』で書いていますが、所得の捕捉がしやすくなることによって、適切な所得補償につながればいいと思います。
そうなるのなら、マイナンバー制度は全面的に悪いものとは、思いません。

でも、たぶんそうはならないですよね。
マイナンバー制度の狙いは、「補償」ではなく「搾取」ですものね。

自分が以前していた仕事柄、マイナンバーの話を初めて知ったときに思ったのは、どこのシステム会社が得するんだろうな、ということでした。
案の定、マイナンバー利権のような話題があがっていますよね。

システム会社が得するといっても、それは元請け会社のトップの人たちが得するだけです。実際に作業をするのは、下請けの下請けの下請けのプログラマーです。さらにそのような人たちの中には、派遣社員などの非正規雇用者が少なくありません。

結局、制度というのは、一部の人だけが得をするように作られていくんですかね。

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