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20161116

日差しを受けながら、バイクで高速道路を走っている。

80km/hをキープするデカいトラックを、勝手にペースメーカー代わりにしている。

荷台に「瀬戸」って書いてあるのは、瀬戸内海の瀬戸なのか瀬戸物の瀬戸なのか。

ぼんやりと考えている。

前方50mを見据えながら手首でアクセルを微調整することに、脳機能の大半を費やしている。

この感じは何なんだろう。

自分が、自分をぼんやりと眺めている。

ここで走っている自分は、本当にいまここにいるのだろうか。

自分の存在に対するリアリティが、ことごとく不明瞭だ。

そう感じているのも、ぼんやりとハンドルを握りしめている自分。

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